第16章 契約前の打ち合わせ

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住友不動産に決めた。
次のステップは契約前の打ち合わせだった。

初回訪問時に提示された図面と提案書をベースに、追加・変更・削除を一つずつ確認していく。
営業担当者は何を聞いても即座に答えた。
現場をよく知っている人間だと感じた。

住友不動産の見積書の表紙(氏名と担当者名は伏せている)
住友不動産の見積書の表紙。

この章のまとめ

  • 初回の図面と提案書をもとに、追加・変更・削除を一つずつ確認した。変えたのは、バルコニーの縮小と、玄関横の窓を小さくしたことの2点
  • 斜線制限(隣の家や道路の日当たりなどのため、建物の高さを斜めの線で抑える決まり)で、南側の庭が北側より狭くなり、屋根は急勾配になった。急勾配の部分には小屋裏収納(ロフト)を設計した
  • 設計・打ち合わせに4ヶ月、着工から引き渡しまで約5ヶ月の、およそ9ヶ月のプロジェクト。引き渡し日が遅れないよう、工程に余裕を持たせてあった
  • 支払いは、契約時に契約金100万円、完成時に残額を一括。中間金は不要だった。解体業者は自分で手配すると伝えた

図面の修正

初回提案の図面は、動線がよく考えられていた。
間取りの基本は採用し、細かい調整は今後の打ち合わせで進めることにした。

変更したのは2点だ。

一つはバルコニー。
家の横幅全体に広がる大きなバルコニーが提案されていたが、高級資材を使う分コストがかかる。
窓のある幅に絞って縮小した。

もう一つは玄関横の大きな窓。
地面の高さまである縦長の窓が提案されていたが、必要以上に大きいと感じたので小さくした。

斜線制限の説明

営業担当者は事前に市役所へ出向き、当家の土地条件を調査していた。
その中で斜線制限の説明があった。

隣家との間隔に制限があるため、南側の庭スペースが北側より狭くなる。
本当は南側を広げたかったが、これは受け入れるしかなかった。

また容積率(敷地に対する延べ床面積の割合)の制約から、2階の上に小屋裏収納スペースを設ける図面になっていた。
ただし斜線制限の影響で屋根がかなりの急勾配になる。

それでも小屋裏スペースは魅力的だった。
どう活用しようか、むしろ期待が膨らんだ。

スケジュールと費用

着工から引き渡しまで約5ヶ月というスケジュールを聞いて、正直長いと感じた。
その間の仮住まい費用がかさむからだ。
そう伝えると、営業担当者はこう言った。

「一度お伝えした引き渡し日から遅れることがないよう、工程には余裕を持って組んでいます。
条件によっては圧縮も可能ですが、将来何が起きるかわからないので今は安全を見たスケジュールにしています」。
しっかり建ててくれるなら、これくらいの期間は必要だろうと思った。

設計・打ち合わせに4ヶ月、着工から引き渡しまで約5ヶ月。
合計でおよそ9ヶ月のプロジェクトになる。

支払いは契約時に契約金(100万円)、完成時に残額を一括払い(住宅ローンを想定)。
中間金は不要だ。
資金力のある会社でないとできない条件だと説明を受けた。

解体工事については、自分で業者を手配することを伝えた。
ハウスメーカーに頼むと割高になることは事前に調べていた。
詳細は別章で書く。

この打ち合わせを終えて

測量は4週間後、契約締結は3日後に設定された。

打ち合わせを終えて感じたのは、安心感とワクワク感が同時にあるということだった。
経験豊富で頼りになる営業担当者への信頼が増した。
そして決めなければいけないことが次々と出てくる中で、いよいよプロジェクトが本格的に動き出したことを実感した。

次章では、契約締結について書く。


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まくら

築60年の実家を55歳で建て替えました。専門家ではなく、リフォームか建て替えかで迷った一人の施主です。何が分からなかったのか、どこで迷ったのかを、同じ目線で記録しています。誰かの正解ではなく、判断の材料として使ってもらえたら嬉しいです。

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