契約締結から6日後、最初の図面打ち合わせが始まった。場所は新大久保の住友不動産営業所。仕事の帰り道に寄れる場所を選んだ。
打ち合わせは全部で3回。最初の2回は1/100の縮尺図面、3回目は1/50のより詳細な図面が使われた。
毎回、前回からの変更を反映した新しい図面が提出される。営業担当者からファイリング用のケースも渡された。図面が更新されるたびに穴の空くほど眺めた。自分でも三角錐の建築用定規を買って、図面上の寸法と実際の広さを想像しながら検討を重ねた。見るたびにワクワクした。
ほぼそのまま採用した動線設計
住友不動産の設計は、生活動線がよく考えられていた。間取りの基本はそのまま採用することにした。
変更したのは主に扉の数だ。狭い家を少しでも広く感じられるように、クローゼットやシューズクローゼットの扉をなくした。扉をなくすほど減額になるという説明もあり、コスト面でも合理的だった。
2階の書斎兼寝室では、階段の床上がりが部屋の奥に台状に張り出しており、その台から壁一面に扉をつけてクローゼットにする設計だった。扉をなくし、床上がりの部分をテレビ台として活用、奥のスペースを本棚とオープンクローゼットにすることにした。少し雑然とはするものの、部屋を広く使える。
また窓を出窓にして室内のスペースを広げた。コストはやや上がったが、扉を減らした分でほぼ相殺できた。
3回の打ち合わせを経て
3回の打ち合わせを終えて間取りが確定したとき、「もっと検討したい」という気持ちもあった。しかし図面が更新されるたびに徹底的に考えてきた。十分だ、先に進もう、と思った。
次回からはインテリアコーディネーター(IC)担当が加わり、外装・内装の検討に入ると説明を受けた。家の彩りを決めていくフェーズに入ることに加えて、これまで男性だけで進めてきたプロジェクトに、新しい花が咲くような気がしてなんだかワクワクした。
次章では、IC担当との打ち合わせについて書く。