タマホーム

住宅会社比較

第15章 私が住友不動産を選んだ理由

タマホームと住友不動産。最終的な2択に絞られてから、私はしばらく考えた。タマホームへの迷いと不安タマホームの性能は、想像していたよりもずっと高かった。価格も住友不動産より数百万円安く、交渉次第ではさらに値引きの余地もありそうだった。条件だけ見れば、十分に選ぶ理由がある。ただ、見積提出後の営業担当の動きが気になり始めた。キャンペーン期間を強調しながら、何度も値引きをアピールしてくる。高品質な資材や設備をそこまで値引きして、仕入れ先への負担にならないのだろうか。「とにかく売りたい」という姿勢が前面に出てくると、その先の工事や対応への信頼感が揺らいでくる。価格の安さと引き換えに、何かが犠牲になっていないか——その不安が消えなかった。住友不動産が見せた姿勢住友不動産の対応は対照的だった。初回に提示した値引き額以上の根拠のない値引きはしない、という姿勢を貫いた。他社との価格差がつくことは承知の上で、「それ以上に満足できる家を建てる」という自信が伝わってきた。売るために数字を動かすのではなく、品質で納得してもらうという考え方だ。具体的な説明も印象に残っている。同じツーバイフォー工法でも、柱になる木...
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第10章 タマホームで聞いた内容

初日に住友不動産と一建設を訪問し、翌日に向かったのはタマホームだった。中間に位置するメーカーがどう見えるか、前日の2社を頭に置きながら臨んだ。打ち合わせは住宅展示場で行われた。一建設と同様、初回はヒアリングからスタートし、図面や見積は後日提示される流れだ。ただ、一建設と違うと感じたのは説明の豊富さだった。担当者は会社の特徴・性能の考え方・実績について積極的に話してくれた。特に印象に残ったのは木材へのこだわりだ。タマホームは全国の森林組合や林業者とダイレクトに取引しており、国産木材の使用率は74.1%(訪問当時)。他社が20%程度であることを考えると、際立った数字だ。土台にはヒノキを使用しており、劣化が少なく耐久性が高いという説明だった。耐震については「耐震等級3は取得できる」との説明で他社と同様だが、熊本地震での倒壊ゼロという実績が示された。カタログの数値ではなく現実の結果として、この点は安心材料になった。コスト面では、スケールメリットを前面に出した説明があった。スケールメリットにより住宅設備を大幅なコストダウンで仕入れているという。以前はローコストメーカーとして位置づけられていたが、...