外壁

工事・実務

第40章 外壁完成と新居の外観

4月30日、足場が解体された。断熱材、防水シート、通気スペーサー、下葺材──見えない部分への投資を重ねてきた家が、ついに足場というベールを脱ぎ、完成した外観を見せる日を迎えた。足場解体、そして初めて見る新居の姿建て方工事から約2ヶ月。その間、家は常に足場とメッシュシートに覆われ、全体像を見ることはできなかった。「こんな感じかな」という想像はあったものの、実物の全貌を目にするのは今日が初めてだ。現場に着いて、足場が解体されたあとの新居を見上げたとき、静かな感慨があった。第23章で厳選したケイミュー社の「光セラ」シリーズの外壁材。それが家全体に敷き詰められると、想像以上に壮観だった。面で見せる外壁の圧倒的な存在感は、サンプル帳で眺めていたときの比ではない。足場解体後の新居の外観。養生されたYKKap社の玄関ドア(ウォールナット色)が見える。この養生が外れれば、さらに映えるはずだ玄関ドアはYKKap社のウォールナット色を選定した。現時点では養生材で覆われているが、モノトーン系の外壁に対して、このショコラ色の建具が差し色として効いてくるはずだ。外壁のデザイン選定:ベースとアクセント当家の外壁は...
設計・契約

こだわりのポイント・外壁

外壁は、家の印象を決める。屋根と違って、道を歩く人の目に毎日さらされる部分だ。色が褪せれば古ぼけて見えるし、汚れが目立てば手入れをしていない家に見える。20年後、30年後にどう見えているかを考えると、ここは妥協したくない部分だった。住友不動産の注文住宅では、外壁の標準仕様がケイミュー社の「光セラ」シリーズになっている。最初にこの話を聞いたときは、正直そこまで関心はなかった。サイディングなんてどこのメーカーでも似たようなものだろう、くらいの感覚だった。それが変わったのは、住友不動産の「住まいるフェア」に見学に行ったときだ。会場のケイミューのブースに光セラの実物が展示されていて、担当の方が詳しく説明してくれた。話を聞けば聞くほど、これはただのサイディングではないことがわかってきた。帰宅してからYouTubeでケイミュー社の動画や、住宅関連業界で光セラを扱っている動画を見まくって勉強した。光セラとは何か光セラは、窯業系サイディング基材(セメント+パルプ等)に、光触媒コーティングとセラミックコーティングを二重に施した外壁材だ。光触媒というのは、紫外線を浴びると表面に強力な酸化力を生んで、付着し...
設計・契約

第20章 ショールーム見学

IC担当から、時間があれば実物を見に行くことを勧められた。カタログや小さなサンプルではイメージが掴みにくいものがある。実際に足を運んでみると、その言葉の意味がよくわかった。見学したのは2か所。パナソニックの新橋ショールーム、YKKapの新宿ショールームだ(YKKapには3回通うことになった)。パナソニック新橋ショールームパナソニックのショールームには、ケイミューのサイディングコーナーがある。当家に導入予定のバス・トイレ・キッチンもパナソニック製なので、あわせて見学できた。照明もパナソニックだが、ショールームでの照明展示は現在行っていないとのことで、それだけが残念だった。ケイミューのコーナーには大きなサンプルが並んでいる。カタログで見るのとは迫力が違う。サイディングの大判サンプル①「フィエルテ」ベースの外壁として第一候補にしていた光セラ「フィエルテ」は、大きなサンプルで見るとやはり良かった。フィエルテにはコンクリート調の中でも淡い灰色と深い灰色がある。ケイミューのカタログでは淡い方はアクセントに使われている事例が多い。これをベースに使っている家はほとんど見かけない。その分、他にはない静け...