住友不動産に決めた。次のステップは契約前の打ち合わせだった。
初回訪問時に提示された図面と提案書をベースに、追加・変更・削除を一つずつ確認していく。営業担当者は何を聞いても即座に答えた。現場をよく知っている人間だと感じた。
図面の修正
初回提案の図面は、動線がよく考えられていた。間取りの基本は採用し、細かい調整は今後の打ち合わせで進めることにした。
変更したのは2点だ。
一つはバルコニー。家の横幅全体に広がる大きなバルコニーが提案されていたが、高級資材を使う分コストがかかる。窓のある幅に絞って縮小した。もう一つは玄関横の大きな窓。地面の高さまである縦長の窓が提案されていたが、必要以上に大きいと感じたので小さくした。
斜線制限の説明
営業担当者は事前に市役所へ出向き、当家の土地条件を調査していた。その中で斜線制限の説明があった。
隣家との間隔に制限があるため、南側の庭スペースが北側より狭くなる。本当は南側を広げたかったが、これは受け入れるしかなかった。
また容積率の制約から、2階の上に小屋裏収納スペースを設ける図面になっていた。ただし斜線制限の影響で屋根がかなりの急勾配になる。それでも小屋裏スペースは魅力的だった。どう活用しようか、むしろ期待が膨らんだ。
スケジュールと費用
着工から引き渡しまで約5ヶ月というスケジュールを聞いて、正直長いと感じた。その間の仮住まい費用がかさむからだ。そう伝えると、営業担当者はこう言った。「一度お伝えした引き渡し日から遅れることがないよう、工程には余裕を持って組んでいます。条件によっては圧縮も可能ですが、将来何が起きるかわからないので今は安全を見たスケジュールにしています」。しっかり建ててくれるなら、これくらいの期間は必要だろうと思った。
設計・打ち合わせに4ヶ月、着工から引き渡しまで約5ヶ月。合計でおよそ9ヶ月のプロジェクトになる。
支払いは契約時に契約金(約4%)、完成時に残額を一括払い(住宅ローンを想定)。中間金は不要だ。資金力のある会社でないとできない条件だと説明を受けた。
解体工事については、自分で業者を手配することを伝えた。ハウスメーカーに頼むと割高になることは事前に調べていた。詳細は別章で書く。
この打ち合わせを終えて
測量は4週間後、契約締結は3日後に設定された。
打ち合わせを終えて感じたのは、安心感とワクワク感が同時にあるということだった。経験豊富で頼りになる営業担当者への信頼が増した。そして決めなければいけないことが次々と出てくる中で、いよいよプロジェクトが本格的に動き出したことを実感した。
次章では、契約締結について書く。