契約前の打ち合わせから3日後、営業担当者が自宅に来て契約を交わした。
省エネ基準と補助金の話
契約に先立って、東京都の省エネ基準についての説明があった。
東京都では「東京ゼロエミ住宅」という独自の省エネ住宅認定制度があり、基準を満たすと最大240万円の助成金が受けられる。2024年10月に基準が引き上げられ、断熱性能(UA値)や省エネ設備、さらに太陽光発電設備の設置が原則必須となっている。
ただし、当家は50平米未満のため、この認定を受けるには窓サッシや設備を必要以上に高額なものにする必要があり、現実的ではないという説明だった。少し残念に感じたが、補助金のために過剰な設備を入れる必要はないと考え、納得した。
住宅ローン控除は受けられる
一方で住宅ローン控除については、適用されると説明を受けた。
住宅ローン控除は「誰でも受けられるもの」と思っていたが、実は条件がある。2024年以降に入居する新築住宅の場合、原則として省エネ基準適合住宅でなければ控除を受けられない。また床面積の要件は原則50平米以上だが、合計所得金額1,000万円以下であれば40平米以上50平米未満でも適用される。
当家は省エネ基準適合住宅として建てるため控除の対象になるという説明で、安心した。条件があることをこの時初めて知った。省エネ基準適合住宅として建てることを標準としている住友不動産を選んでいなければ、気づかないまま控除を受け損ねていた可能性もある。しっかりした会社を選んだことが、こういうところでも活きていると感じた。
契約締結
その日サインしたのは、契約書、個人情報取扱覚書、提携銀行の住宅ローン仮審査申込書だ。契約金の振込書は受け取り、その日のうちにスマホで振込を済ませた。仮審査は与信確認のためで、本申し込みはまだ先になる。
書類にサインを終えたとき、いよいよプロジェクトが正式に動き出したと感じた。
次の予定は半月後の敷地調査。登記書面上の面積ではなく、正確な建築可能面積を算定する作業だ。設計はここから本格化していく。