在来工法

住宅会社比較

第9章 一建設で聞いた内容

次に訪問したのは一建設だった。住友不動産のあとだったこともあり、ローコストメーカーがどのように提案するのかを見るつもりで臨んだ。一建設は飯田グループに属するローコストメーカーだ。同グループには東栄住宅も属しており、それぞれ異なる価格帯・特徴で展開している。打ち合わせは住宅展示場内の事務所で行われた。モデルハウスを見ながら説明する形ではなく、最初から打ち合わせベースで進む。住友不動産は「初回からここまで用意するところはあまりない」と自ら言っていたほどで、一建設はヒアリングからスタートする、おそらく一般的な進め方だった。担当者は事前に住所を把握していたが、そこからどのような家を建てたいか、予算はどの程度か、建て替えの条件といった内容を一つずつ確認していく。見積については「実際に現地を見ないと正確なことは分からない」とのことで、図面・概算見積ともに一週間後に提示される流れになった。説明を聞く中で印象に残ったのは、価格を前提にした設計思想だった。仕様をある程度標準化し、コストを抑える前提で組み立てる。「この価格帯でどう建てるか」という考え方が明確だった。耐震については「耐震等級3は取得できる」...