第12章 ハウスメーカー候補はどう絞ったか|前提条件をそろえるという作業

LIFULL HOME’Sに相談する中で、私は建て替えを決意しました。
そして、ハウスメーカーを複数社、比較して検討することになりました。

次に必要なのは
「どの会社に話を聞くか」を決めることです。

やみくもに展示場を回るのではなく、
まずは前提条件をそろえることから始めました。


まず共有した希望条件

LIFULL HOME’Sの担当者Kさんに、私の条件を率直に伝えました。

・できるだけシンプルな家にしたい
・必要最小限の設備と間取りでよい
・可能な限りコストを抑えたい
・災害に強い家にしたい

養う家族はいません。
今後住む年数も、使える資産も限りがあります。

豪華な家ではなく、
堅牢で無駄のない家が理想でした。


注文住宅を前提に選ぶ

今回は建て替えです。

つまり、建売ではなく注文住宅が前提になります。

そのため、

・注文住宅を主力とする会社
・狭小地や法規制に対応できる会社

という視点で候補を出していただきました。


提案された6社

Kさんから提示されたのは、次の6社でした。

① 一建設(飯田グループ)
 ローコストメーカー。スケールメリットで価格を抑える。

② タマホーム
 中堅下位クラス。流通体制が強く、長期優良住宅に対応。

③ 東栄住宅(飯田グループ)
 中堅上位。比較的自由度の高い設計。

④ 桧家住宅
 断熱性能と空調システムに強み。

⑤ 住友不動産
 高性能資材を強みにする中〜上位価格帯。

⑥ アキュラホーム
 耐震性と自由設計に強み。

※各社の坪単価目安も教えていただきましたが、ここでは省略します。


なぜ価格帯を広げるのか

当初、私は

①一建設
②タマホーム
③東栄住宅
④桧家住宅

の4社で十分だと考えました。

⑤⑥は坪単価が高く、予算を超えると判断したためです。

しかし、Kさんから次の提案がありました。

上位クラスのプランと比較することで、
どこに差があるのかが見えてきます。

確かに、安い会社だけを比較しても、
「どこを削っているのか」は分かりません。

基準となる上位プランがあって初めて、
コストの意味が見えてきます。

そこで、向学の意味も含めて
⑤住友不動産を加え、5社で比較することにしました


候補選定までに整理できたこと

この段階で明確になったのは、

・価格帯の幅
・各社の強みの方向性
・自分が何を重視しているか

でした。

まだ契約はしていません。
しかし、比較の土台は整いました。

やみくもに回るのではなく、
条件をそろえたうえで複数社を並べる。

この段取りができたことは大きかったと感じています。

次は、実際に各社を訪問して見えてきた差について整理します。