第2章|リフォーム?リノベーション?建て替え?決める前に整理したこと

第1章で書いたとおり、
この時点で私は、リフォームにするのか、建て替えるのか、
明確な答えを持っていたわけではありません。

むしろ、
「できることなら、今の家を活かしたい」
という気持ちの方が強かったと思います。

だからこそ、いきなり結論を出すのではなく、
まずは一度、頭の中を整理する必要がありました。


すぐに結論を出さなくていいと思った理由

家のことを考え始めると、
「リフォームか、建て替えか」
という二択に一気に引っ張られがちです。

でも実際には、
その間にはリノベーションという選択肢もありますし、
状況によっては、
「今は何もしない」という判断もあり得ます。

この段階で大切だと思ったのは、
無理に正解を決めようとしないことでした。


まず整理したかった3つのこと

私が最初に整理しようとしたのは、
次の3つです。

① 今、何が問題なのか
老朽化、耐震性、住み心地。
感覚ではなく、
事実として何が起きているのかを切り分けること。

② どんな選択肢があるのか
リフォーム、リノベーション、建て替え。
最初から可能性を狭めず、
それぞれに何ができて、何ができないのかを見ること。

③ 自分は何を優先したいのか
費用なのか。
安心なのか。
それとも、この先の暮らしやすさなのか。


判断を先送りしても、不安は消えなかった

「もう少し様子を見よう」
「今すぐ決めなくてもいい」

そう思って過ごしていても、
不安が消えることはありませんでした。

むしろ、
考えないようにしている時間の方が、
気持ちが落ち着かない。

このまま何も整理しないままでいることが、
一番しんどいのではないか。
そんな感覚がありました。


次に考えるべきテーマが見えてきた

ここまで整理してみて、
ようやく次に考えるべきことが見えてきました。

それは、
それぞれの選択肢が、現実としてどこまで可能なのか
を知ることです。

イメージや希望ではなく、
築60年という前提と、土地条件を踏まえたうえで、
リフォーム・リノベーション・建て替えを
同じ目線で見ていく必要がある。

選択肢を整理したうえで、次に直面したのが、「建て替えたら、今の家と同じ大きさでは建てられないかもしれない」という現実でした。